著作リスト/梅宮弘光

日本における建築のモダニズム

躍動する魂のきらめき 日本の表現主義

所収:森仁史(監)『躍動する魂のきらめき 日本の表現主義』東京美術
発行日:2009年5月1日

あいさつ
森仁史 なぜ今,表現主義なのか―1900年代からの流路

図版

序章 予兆

速水豊 洋画における表現主義の予兆
梅宮弘光 建物のかたち―ポスト歴史主義の課題

第1章 表現Ⅰ―生命主義

根本亮子 ヒュウザン会の成立と岸田劉生
速水豊 大正の個性派
加藤弘子 国画創作協会と大正期の日本画
西山純子 大正初年の版画熱
田中修二 彫刻の印象主義と表現主義
竹葉丈 絵画主義的写真の展開

第2章 表現Ⅱ―影響と呼応
大谷省吾 影響と自立
加藤弘子 尾竹竹坡と玉村方久斗
西山純子 「デァ・シュトルム木版画展覧会」の前後
森仁史 表現主義の受容―デザインの場合
本橋浩介 森谷延雄の留学体験
田中修二 「病的」な彫刻表現の躍動
竹葉丈 写真の表現主義
梅宮弘光 ユートピアのかたち
梅宮弘光 法悦境から霊楽堂へ
木村理恵子 舞踊と築地小劇場
後藤暢子 音楽における「個」の表出
佐相勉 「血と霊」「狂った一頁」

第3章 表現Ⅲ―生活と造形
加藤弘子 南画の再評価
森仁史 工芸の生命主義
森仁史 市場への流出
梅宮弘光 リアリティのかたち

エピローグ

北澤憲昭 日本近代絵画史における「表現主義」の台頭と変質
速水豊 洋画における表現主義
梅宮弘光 〈霊楽堂の草案〉と〈霊楽堂〉について―山田耕筰「音楽の法悦境」をめぐる川喜田煉七郎の音楽堂計画案と舞台演出
竹葉丈 写真の表現主義―主観を巡る模索の展開
木村理恵子 ドイツ表現主義の舞台劇術と日本
石原耕太 生命と身体:神原泰と山田耕筰

Hitoshi Mori 'Why the Need to Discuss Japanese Expressionism Now?' (森巻頭論文抄訳)
Commentaries on Chapters (章扉英訳)

日本における表現主義文献目録
作者略歴
作品リスト
謝辞・協力者リスト
写真提供

展覧会
監修:
森仁史(金沢工芸大学/松戸市教育委員会美術館準備室)

構成:
木村理恵子(栃木県立美術館)
竹葉丈(名古屋市立美術館)
根本亮子(岩手県立美術館)
速水豊(兵庫県立美術館)

企画協力:
梅宮弘光

加藤弘子
西山純子

運営:
美術館連絡協議会展覧会


2009年4月26日-6月15日
栃木県立美術館

2009年6月23日-8月16日
兵庫県立美術館

2009年8月25日-10月12日
名古屋市立美術館

2009年10月20日-11月29日
岩手県立美術館

2009年12月8日-2010年1月24日
松戸市立博物館